フローリング張替えには注意が必要。事前に知りたい3つのポイント

傷みや汚れが目立ちがちな「フローリング」ですが、いっそ貼り替えたい!と思ってはみたものの、フローリングの張替えをする前に、色々と考えなければいけないことが山積みです。フローリングの張替えの際に、注意すべきポイントを初めにしっかり押さえておきましょう。

フローリングの張替え方法は3つ

はじめに、フローリングの張替えには「3種類の方法が存在」します。
1つめは、「現状のフローリングの上から重ね張りする」方法。重ね張りすると床の高さが上がってしまい、ドアなどの微調整が必要になる場合がありますが、重ね張りのために床が丈夫になるメリットもあります。 この機会にバリアフリーにするのも手でしょう。


2つ目は「フローリングをはがして貼りなおす」方法。 張りなおす手段をとると、ドアなどの高さ調整は必要ありません。また、一旦剥がす為、床の土台の傷んでいる部分をチェックできます。 費用面でいうと、「剥がす」という手間がある分、重ね張りよりは費用が掛かります。


3つ目は「床の土台から一新する」方法です。床の作り直しといってもいいでしょう。上述の2つ目の方法「はがして貼りなおす」時に床の損傷が激しい際には、この方法になります。施工費用は高くつきますが、床の傷みをしっかりと直せる事で今後の生活に安心感があります。

フローリングの一般的な張替え素材

もう一点、フローリングの張替えで気になる点は、「フローリングの素材」ではないでしょうか。
オーソドックスな張替え素材として使われているのは、合板フローリング(複合フローリング)です。合板は複数の板を合わせて作られたもので、値段が安く、カラーバリエーションなどが豊富という特長があります。中には、防音性などを兼ね備えた機能的な合板もあるので選択の幅が広がります。一方、あまりに安いものはやはり見た目にも安っぽさがでてしまうこと、化学物質を使用しているといったデメリットがあります。


ワンランク上を目指すなら無垢フローリングです。天然木の無垢材を使用したもので、足触りがよく、調湿効果・断熱効果があるため、夏はさらっとして冬は冷たくなりにくいのが特徴です。体に優しく、経年変化による風合いも楽しめます。しかし、やはり値段が高くなってしまうことと、品質が悪いと反りや割れが発生してしまうこと、汚れに弱くメンテナンスが大変というデメリットがあります。

施工方法を重視するか、フローリングの種類を重視するのか。どちらが良いかは予算や好みと合わせてじっくりと検討していきたいですね。

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