フローリング床の良いところ、悪いところ

フローリング床の家は、なんだかオシャレでナチュラルな雰囲気がしますよね。そのオシャレな雰囲気を活かすべく、カーペットやラグを一面に敷くのではなく、フローリングの良さを楽しみたいという方も多いはずです。

しかし、フローリング床にもメリットとデメリットがあります。それぞれの良し悪しをしっかりと把握しておきましょう。

フローリングの良いところ

はじめに、大きなメリットとして、「掃除が楽」という点があげられるでしょう。カーペットのように長い毛足の中にごみが入り込むこともなく、簡単な掃除機や拭き掃除ですぐに綺麗にお掃除ができます。また、ダニやカビなどが発生しづらく、アレルギーが出にくいという点は大きなメリットですね。赤ちゃんのいるご家庭では、重視したいポイントだと思います。何よりも、フローリングは木の自然の色合いが楽しめるのが魅力的です。最近では、より、木の風合いを感じる無垢材によるフローリングが人気を集めています。

フローリングの悪いところ

では、フローリングのデメリットとは何でしょうか?ひとつとして、家具などを置いた際に「傷がつきやすい」ことがあげられるでしょう。重い家具を設置する際には床に傷がつかないように工夫をする必要があります。また、「床が寒い」といったデメリットもあります。この点は、床暖房に対応したフローリング材を使えば、冬場も床暖で温かくすることは可能ですが床暖房を配備するとなるとコストがかかりますね。ポイント的に暖かい場所を造る工夫としてラグなどを敷いて足元を暖かくするといった対応も考えられます。

もうひとつ欠点をあげるならば、「定期的なワックスがけが必要」になることです。これはどうしても解決できません。本来、フローリングは木材ですので、水分には弱いのです。ワックスをかけることで撥水効果をあげ、細かな傷からフローリング材を守っています。ですから、ワックスが剥げたままではフローリングの劣化の原因となってしまいます。普段のお掃除が楽になる分、ワックスがけの手間が必要なことは覚えておいた方がいいでしょう。

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